2020-02-19

五感を大切に料理はこころの拠り所

 

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愛される料理の基本6回コースでは、 

基本的な料理のマニュアルは 

もちろんなのだが

感覚を大切にしている
料理なのに感覚? 

そう 

包丁をにぎる手の動かし方

心地よい切れ心地の感覚 

パチパチと跳ねる油の音、 

青菜を茹でるときの火加減、 

炒めるときの野菜が心地よいという音 

感覚しゃきっとした茹で具合 

おいしいそうな香り色やつや 

日常生活であまり使わない五感の感覚を 

上手に使えるようになっていただきたい 

 

指一本でなんでも答えが出てくる   

溢れかえる情報のこの時代  

だけど料理って 

そうはいかない 

だからこそ、

たのしいのだけれども 

むずかしいことではなくて

シンプルなことであり 

 

心地よさ  

 

それに尽きるのです

 

 料理のレシピは無限大にあるけど、

それがたくさんあるから 

料理がどんどん上手になるわけじゃない

 

この感覚をつかめた料理は 

食べたわたしも心地よくて 

青菜のお浸しなのにご馳走に感じるのだ 

出汁のきいたお味噌汁がご馳走に感じるのだ 

でも、 

レシピ作りでこだわって 

大事にしていることは

手をかけすぎないこと 

なのにご馳走に感じるのだ

 

日々のくりかえしのなかで

すこしの意識で 

おいしくつくれるようにと

出汁の取り方 

お米の研ぎ方包丁の扱い

揚げ物練りものスープ

料理作りのベースを学べるクラスとして 

約10年前りりを育てながらフルタイムでお仕事していた頃に 

はじめた6回のコース 

決して派手なご馳走では
ないもだけれども

くり返し作る  

いつものごはんは

こころの拠り所になる

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